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Debian ポリシーマニュアル
Appendix A - 付録の紹介と、適用範囲


この付録は役割を終えたパッケージングマニュアル バージョン 3.2.1.0 からそのままの形で持ってきたものです。 これらは、パッケージメンテナの役には立ちそうなものも、まだポリシー文書には収録されていない章の部分です。 これらの節の多くはポリシーの内容として適切でないかもしれません。 そのような部分はパッケージングシステムの説明文書と考えた方がいいものです。 ここで言っておきたいのは、これらの文書はみなさんの便宜を図るため、そして歴史的経緯のため収録されたものだ、ということです。 これらはかってはポリシーパッケージの一部でしたし、dpkg の説明文書にまだ統合されていません。 ただこれらの文書にはまだ価値がありますし、それ故にここに収録されているのです。

これらは、ポリシー文書と整合が取れているかのチェックはなされていませんし、不整合な部分がある場合はポリシー文書が優先されます。 古いパッケージングマニュアルの残りの章はまた、既にポリシーマニュアルに収録されていない部分かどうかの検証もなされていません。 これらの両方のチェックはこれから行われる予定です。

【訳注:本文ではパッケージングマニュアルの旧訳の修正は必要に応じて実施しましたが、以下については殆ど手を入れていません。 実は相当に変なところや、明らかな間違いがあるのは分かっていますが、原文の方も本文とあっていないので強いて訳文だけ直すのはやめています。 また、本文と同じ文となっているところで、付録と本文が同じ訳文になっているかどうかの突き合わせもやっていません (大変な割に意味のある修正ではないため)。 上記の通り参考にとどめてください。】

以下のパッケージングマニュアルのうち一部はポリシーマニュアルに統合済みで、付録から削除されています。 元の場所から新しい場所に対してリンクが作成されています。

dpkg はバイナリファイルを作成し、Unix システムにそれをインストールしたり削除したりするための一群のプログラム [123]です。

このバイナリパッケージは、インストール済の実行可能なプログラム (通常はコンパイル済のバイナリ) と関連データの管理用に設計されています。 ソースコードの例やドキュメントを含むものもあります。

このマニュアルには、Debian のバイナリパッケージ (.deb ファイル) を作成する上での技術的側面が記述されています。 dpkgdselect 等のパッケージ管理プログラムの動作と、それらがどのようにパッケージを取り扱うかについて記述されています。

このマニュアルでは、パッケージ作成ツールやインストールツールのオプションや使い方についての詳しい説明は行ないません。 それらのプログラムの man ページと一緒に読んで下さい。

dpkg と一緒に提供されるユーティリティプログラムについての詳細もここでは触れません。 これらについても、それぞれの man ページを見て下さい。

このマニュアルは dpkg System Administrators' manual をよく理解している人を対象に書かれています。 しかし、残念ながらそのマニュアルはまだありません。

Debian パッケージを作ってみたい人のために、FSF の GNU hello プログラムの Debian 版が例として提供されています。 これらのツールや例は有用ではありますが、読んで従うべき文書としての Policy Manual や Programmer's Manual の代わりにはなるわけではありません。


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Debian ポリシーマニュアル

バージョン 3.9.5.0, 2014-07-03

The Debian Policy Mailing List