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Debian ポリシーマニュアル
Abstract
このマニュアルでは、Debian ディストリビューションのポリシー (方針)、すなわち Debian に要求されるいくつかの必要条件について説明します。 このポリシーには、Debian アーカイブの構成と内容、オペレーティングシステムとしての Debian の設計に関するいくつかの事項に加えて、 それぞれのパッケージがディストリビューションに受け入れられるために満たさなければならない技術的な必要条件も含まれます。
Copyright Notice
Copyright © 1996,1997,1998 Ian Jackson and Christian Schwarz.
これは元々の Policy Manual のコピーライト日付です。 それ以降、このマニュアルは様々な人の手で更新されています。 以降の作業についてのまとまったコピーライト注記はありません。
このマニュアルはフリーソフトウェアです。フリーソフトウェア財団発行の GNU 一般公有使用許諾書 (GPL) バージョン 2 が規定する条件の下での再配布および改変を許可します。 GPL に関しては、バージョン 2 以降のものであればどれを採用してもかまいません。
この文書は有用であるという期待の下に配布されていますが、 無保証です。 販売に、あるいは特定の目的に適するという保証は、明示されているか否かを問わず一切存在しません。 詳しくは GNU 一般公有使用許諾書をご覧下さい。
GNU 一般公有使用許諾書のコピーは、Debian ディストリビューションでは
/usr/share/common-licenses/GPL として、World Wide Web 上では GNU
Public License the GNU
General Public License として 入手可能です。また、Free Software
Foundation, Inc., 51 Franklin St, Fifth Floor, Boston, MA 02110-1301, USA.
に請求しても手に入ります。
Contents
- 1 このマニュアルについて
- 2 Debian アーカイブ
- 3 バイナリパッケージ
- 4 ソースパッケージ
- 4.1 基準への準拠
- 4.2 パッケージ同士の依存関係
- 4.3 アップストリームのソースへの変更
- 4.4 Debian changelog:
debian/changelog
- 4.5 著作権表記:
debian/copyright
- 4.6 makefile でのエラーを捕捉する
- 4.7 タイムスタンプ
- 4.8 ソースパッケージに含まれるものに対する制限
- 4.9
debian/rules - メイン構築スクリプト
- 4.10 変数置換:
debian/substvars
- 4.11 上流のソースの場所の設定 (オプション):
debian/watch
- 4.12
debian/files
- 4.13 コードの便宜的写し
- 4.14 ソースパッケージの処理:
debian/README.source
- 5 コントロールファイル (Control) とそのフィールド
- 5.1 コントロールファイルの書式
- 5.2 ソースパッケージコントロールファイル --
debian/control
- 5.3 バイナリパッケージコントロールファイル --
DEBIAN/control
- 5.4 Debian ソースコントロールファイル -- .dsc
- 5.5 Debian changes ファイル --
.changes
- 5.6 フィールドのリスト
- 5.6.1 Source
- 5.6.2 Maintainer
- 5.6.3 Uploaders
- 5.6.4 Changed-By
- 5.6.5 Section
- 5.6.6 Priority
- 5.6.7 Package
- 5.6.8 Architecture
- 5.6.9 Essential
- 5.6.10 パッケージ間の関連性を示すフィールド: Depends, Pre-Depends, Recommends, Suggests, Breaks, Conflicts, Provides, Replaces, Enhances
- 5.6.11 Standards-Version
- 5.6.12 Version
- 5.6.13 Description
- 5.6.14 Distribution
- 5.6.15 Date
- 5.6.16 Format
- 5.6.17 Urgency
- 5.6.18 Changes
- 5.6.19 Binary
- 5.6.20 Installed-Size
- 5.6.21 Files
- 5.6.22 Closes
- 5.6.23 Homepage
- 5.6.24 Checksums-Sha1 および Checksums-Sha256
- 5.6.25 DM-Upload-Allowed
- 5.6.26 バージョンコントロールシステム(VCS) フィールド
- 5.6.27 Package-List
- 5.6.28 Package-Type
- 5.6.29 Dgit
- 5.7 ユーザ定義フィールド
- 5.8 廃止になったフィールド
- 6 パッケージ管理スクリプトとインストールの手順
- 7 パッケージ間の関連性の宣言
- 7.1 関係性フィールドの書式
- 7.2 バイナリの依存関係 - Depends、 Recommends、Suggests、Enhances、 Pre-Depends
- 7.3 他のパッケージを壊すパッケージ - Breaks
- 7.4 競合するバイナリパッケージ - Conflicts
- 7.5 仮想パッケージ - Provides
- 7.6 ファイルの上書きとパッケージの置換 - Replaces
- 7.7 ソースパッケージとバイナリパッケージ間の関連 - Build-Depends、Build-Depends-Indep、 Build-Conflicts、Build-Conflicts-Indep
- 7.8 バイナリをビルドする際の追加ソースパッケージ - Built-Using
- 8 共有ライブラリ
- 9 オペレーティングシステム
- 10 ファイル
- 11 プログラムの個々の設定
- 12 文書
- A 付録の紹介と、適用範囲
- B バイナリパッケージ (旧 Packaging Manual より)
- C ソースパッケージ (旧 Packaging Manual より)
- C.1 ソースパッケージを処理するためのツール
- C.1.1
dpkg-source - Debian ソースパッケージの パックとアンパック
- C.1.2
dpkg-buildpackage - 全体的なパッケージ構築の制御スクリプト
- C.1.3
dpkg-gencontrol - バイナリパッケージコントロールファイルの生成
- C.1.4
dpkg-shlibdeps - 共有ライブラリの依存関係の算定
- C.1.5
dpkg-distaddfile - debian/files へのファイルの追加
- C.1.6
dpkg-genchanges - アップロードコントロールファイル .changes の生成
- C.1.7
dpkg-parsechangelog - changelog の解析結果の生成
- C.1.8
dpkg-architecture - パッケージを構築するシステム、あるいはホストシステムについての情報
- C.2 Debian パッケージソースツリー
- C.3 Source packages as archives
- C.4
dpkg-source を使わない Debian ソースパッケージのアンパック
- D コントロールファイルとそのフィールド (旧 Packaging Manual より)
- E 設定ファイルの取り扱い (旧 Packaging Manual より)
- F 代替バージョンへのインターフェース -
update-alternatives (旧 Packaging Manual より) - G 退避バージョン - あるパッケージに含まれるファイルを上書きするには (旧 Packaging Manual より)
- 4.1 基準への準拠
- 4.2 パッケージ同士の依存関係
- 4.3 アップストリームのソースへの変更
- 4.4 Debian changelog:
debian/changelog - 4.5 著作権表記:
debian/copyright - 4.6 makefile でのエラーを捕捉する
- 4.7 タイムスタンプ
- 4.8 ソースパッケージに含まれるものに対する制限
- 4.9
debian/rules- メイン構築スクリプト - 4.10 変数置換:
debian/substvars - 4.11 上流のソースの場所の設定 (オプション):
debian/watch - 4.12
debian/files - 4.13 コードの便宜的写し
- 4.14 ソースパッケージの処理:
debian/README.source
- 5.1 コントロールファイルの書式
- 5.2 ソースパッケージコントロールファイル --
debian/control - 5.3 バイナリパッケージコントロールファイル --
DEBIAN/control - 5.4 Debian ソースコントロールファイル -- .dsc
- 5.5 Debian changes ファイル --
.changes - 5.6 フィールドのリスト
- 5.6.1 Source
- 5.6.2 Maintainer
- 5.6.3 Uploaders
- 5.6.4 Changed-By
- 5.6.5 Section
- 5.6.6 Priority
- 5.6.7 Package
- 5.6.8 Architecture
- 5.6.9 Essential
- 5.6.10 パッケージ間の関連性を示すフィールド: Depends, Pre-Depends, Recommends, Suggests, Breaks, Conflicts, Provides, Replaces, Enhances
- 5.6.11 Standards-Version
- 5.6.12 Version
- 5.6.13 Description
- 5.6.14 Distribution
- 5.6.15 Date
- 5.6.16 Format
- 5.6.17 Urgency
- 5.6.18 Changes
- 5.6.19 Binary
- 5.6.20 Installed-Size
- 5.6.21 Files
- 5.6.22 Closes
- 5.6.23 Homepage
- 5.6.24 Checksums-Sha1 および Checksums-Sha256
- 5.6.25 DM-Upload-Allowed
- 5.6.26 バージョンコントロールシステム(VCS) フィールド
- 5.6.27 Package-List
- 5.6.28 Package-Type
- 5.6.29 Dgit
- 5.7 ユーザ定義フィールド
- 5.8 廃止になったフィールド
- 7.1 関係性フィールドの書式
- 7.2 バイナリの依存関係 - Depends、 Recommends、Suggests、Enhances、 Pre-Depends
- 7.3 他のパッケージを壊すパッケージ - Breaks
- 7.4 競合するバイナリパッケージ - Conflicts
- 7.5 仮想パッケージ - Provides
- 7.6 ファイルの上書きとパッケージの置換 - Replaces
- 7.7 ソースパッケージとバイナリパッケージ間の関連 - Build-Depends、Build-Depends-Indep、 Build-Conflicts、Build-Conflicts-Indep
- 7.8 バイナリをビルドする際の追加ソースパッケージ - Built-Using
- C.1 ソースパッケージを処理するためのツール
- C.1.1
dpkg-source- Debian ソースパッケージの パックとアンパック - C.1.2
dpkg-buildpackage- 全体的なパッケージ構築の制御スクリプト - C.1.3
dpkg-gencontrol- バイナリパッケージコントロールファイルの生成 - C.1.4
dpkg-shlibdeps- 共有ライブラリの依存関係の算定 - C.1.5
dpkg-distaddfile-debian/filesへのファイルの追加 - C.1.6
dpkg-genchanges- アップロードコントロールファイル.changesの生成 - C.1.7
dpkg-parsechangelog- changelog の解析結果の生成 - C.1.8
dpkg-architecture- パッケージを構築するシステム、あるいはホストシステムについての情報
- C.1.1
- C.2 Debian パッケージソースツリー
- C.3 Source packages as archives
- C.4
dpkg-sourceを使わない Debian ソースパッケージのアンパック
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