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2019年05月05日

大統一Debian勉強会のお知らせ

6月23日(土曜日)に京都大学 理学研究科3号館 数学教室 108, 109, 110 号室において、全国のDebian勉強会合同の勉強会「大統一Debian勉強会」を開催します。

開催趣旨

Debian JP Project では2005年1月から東京地域を中心とした Debian に関する勉強会「東京エリアDebian勉強会」を、2007年3月からは関西地域 を中心とした「関西Debian勉強会」を毎月行なっています。

Debian 勉強会の大きな目的として、

  • Debian Developer の育成
  • 普段ばらばらな場所にいる人々が face-to-face で出会える場を提供する
があります。

勉強会を始めてから、多くのDebianユーザおよび開発者との交流が行われ、 Debian 開発者とDebianパッケージメンテナを輩出することができました。

また Debianに関する資料も多く作成され、各Debian 勉強会は日本での Debian ユーザおよび開発者の情報交換できる場となりました

これまで関東と関西、他の地域でDebian勉強会が開催されてきましたが、 地域勉強会同士の交流はあまり行われていません。今回各地で行われている Debian 勉強会を合同で行ない、各地のDebianユーザ、Debian開発者の交流を図ることを目的 とする「大統一Debian勉強会」を開催を行います。

開催概要

開催日時
  • 2012年6月23日(土曜日) 10時00分〜18時00分まで(予定)

勉強会終了後、懇親会を開催します。

開催場所

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プログラム
公募は終了しました。ありがとうございました。プログラムの内容はタイムテーブルを参照してください。公募(CFP)による発表者の募集を行ないます。応募者は応募要項を参照してください。
参加費
無料です。
事前参加登録
必要です。ATND の登録ページから登録してください。
勉強会資料について
勉強会資料は当日PDFで公開しますが、本資料は あんどきゅめんてっどでびあん/Deb専 2012夏号に収録し、会場で希望の方に販売します。 ご希望の方は冊子購入登録サイトに登録して、当日チケットを持ってきてください。
ネット中継
Ustream 配信(予定)
公式タグ
Twitter: #gumdebianjp
ブログ: gumdebianjp2012
懇親会
懇親会受付は終了しました。参加される方は懇親会用の登録ページから登録を行なってください。
運営
「大統一Debian勉強会」実行委員会
後援
Debian JP Project

タイムテーブル

時間 110教室(60人) 108教室(45人) 109教室(20人)
10:00-10:10 開会の挨拶
10:10-11:00
TeXLive 2011(2012/dev) in Debian
  • 発表者: 佐々木洋平
  • DebianにおけるTeX環境(特に日本語処理)の導入や設定および次期安定版Wheezyでの変更点および開発状況について解説します。
Linux-PAMの設定について
  • 発表者: 西山和広
  • pam-auth-update がまだなかったころに libpam-ldap や libpam-tmpdir を使うためにがんばって調べた/etc/pam.d/* の設定方法の話をする予定です。
常時開放
  • ハック部屋、BOF用として利用できます。PGP/GPG キーサイン、開発、雑談等にご利用ください。
11:10-12:00
数学ソフトウェア使ってますか?
  • 発表者: 濱田龍義
  • Debian パッケージには「数学」というセクションが存在し、すでに多数の数学ソフトウェアが提供されています。 一方で、パッケージには未収録ですが、数学研究の最前線で使われているフリーソフトウェアが、まだ数多く存在します。 2003年頃から、そういったソフトウェアをライブCDであるKNOPPIX に収録して紹介してきたプロジェクトが KNOPPIX/Math です。 KNOPPIX/Math では、2006年からLiveDVDを採用し,2012年からは KNOPPIX 以外のメディアの利用も考慮し、MathLibreとプロジェクト名を変更いたしました。 本発表では数学ソフトウェアの最新事情について紹介いたします。

ipython notebookとその周辺 (25分)
  • 発表者: 本庄 弘典
  • ipython notebookとその周辺 ipython qtconsoleおよびipython nodebookの導入や、周辺で使われている技術に関して簡単にご紹介します。

PGP/GPG キーサインパーティ

12:00-13:30 昼食
13:30-14:20
DebianとLibreOffice
  • 発表者: あわしろ いくや
  • DebianとLibreOffice、その元となったOpenOffice.orgの過去と現在を、OpenOffice.orgのこと、Debianでメンテされるようになったこと、LibreOfficeのフォークのこと、Apache OpenOfficeの騒動のこと、LibreOffice関連パッケージのことなどについて、ざっくばらんにお話しします。爆弾発言はありませんよ!
debug.debian.net
  • 発表者: 岩松 信洋
  • Debianはサーバから組み込みまでサポートするLinuxディストリビューションを提供しています。また、使っている方はユーザから開発者までさまざまです。 フリーソフトウェア/オープンソースソフトウェアを開発および利用しているとき、バグに直面することがあります。 自分でデバッグ情報を有効にしている場合はGDBなどで問題を追うことができますが、Debianの場合デバッグ情報はパッケージ化されるときに全て削除されているので、 自分でこれらが削除されていないパッケージを用意する必要があります。これはユーザにとっても開発者にっては大変な作業です。 いくつかデバッグ情報データを持ったパッケージがありますが、まだ少ないのが現状です。 今回この問題を解決するために、Debian でデバッグ情報を含んだ全てのパッケージを提供する方法を検討したので、その方法などについて発表します。
14:30-15:20
Rabbit: 時間内に終われるプレゼンツール
  • 発表者: 須藤 功平
  • 時間内に終われるプレゼンツール Debian GNU/Linux上で動作するプレゼンテーションツールRabbitを紹介します。 Debian GNU/Linux上で動作するプレゼンテーションツールにはLibreOfficeのImpress、LaTeXのBeamerクラス PDFビューアー(Evinceやpdfcubeなど)、JavaScript + Webブラウザ(Impress.jsやshowoffなど)、Webサービス(Google DocsやPreziなど)、MagicPointなどがあります。 それぞれのツールは特徴が大きく異なっており、それぞれよいところがある。Rabbitにもまた特徴があり、 他のツールにはない便利な機能があります。それが「プレゼンテーションを時間内に終わらせるための機能」です。 本プレゼンテーションではRabbitの特徴的な「プレゼンテーションを時間内に終わらせるための機能」を中心に、 Rabbitの他の機能や他のプレゼンテーションツールをRabbitで紹介します。Debian GNU/Linuxでプレゼンテーションをする人たちの参考になることを期待します。
U-Bootについてあれこれ
  • 発表者: 野島 貴英
  • 流行りのARM CPUの機材を例にブートローダのU-Bootについて語ります。 U-Bootとは主に組み込み用途で利用されるブートローダです。 Debianを使って、U-Bootを活用しARM CPU向けのブートローダの開発を 行ってみました。これについて発表します。ターゲットは Android端末でおなじみのARM CPUを搭載した電子書籍端末(Barnes & Noble社Nook Color) を使います。
15:20-16:00 休憩
16:00-16:50
Debian Multiarch Support
  • 発表者: なかお けいすけ
  • Debian Multiarch Supportの概要を説明します。
家庭内LANを高速に!InfiniBand on Debian
  • 発表者: 山田 泰資
  • 最近ようやく一般に普及を始めた10Gbps級ネットワークの1つにInfiniBandがありますが、早速家庭内LANとして導入してみました。 本セッションでは単純な導入方法からストレージネットワークの構築などの応用をユーザー向けの話題に、 また、後半では開発者向けの話題として10Gbps級LANの性能を引き出すために必要なRDMAベースのプログラミングについて(自分が学んだことを)紹介します。 Debian に関連する部分としては、商用ベースに乗っているOSSにありがちな、各所のRedHat-ismを乗り越えて戦っていく苦労について語ります。
17:00-17:50
Gentoo/Prefix on Debian
  • 発表者: 青田 直大
  • Gentoo/PrefixとDebianとを融合したpackage systemの紹介を行います。
Debianでもマルチタッチ!
  • 発表者: 赤部 晃一
  • Ubuntuに含まれているマルチタッチ関連のパッケージをDebian環境に取り込む方法を紹介し、Debian上でマルチタッチデバイスによる操作を実演します。
17:50-18:10 Lighting Talks
18:10-18:20 閉会の挨拶

「大統一Debian勉強会」実行委員会

実行委員長

  • 岩松 信洋

実行委員

  • 河田 鉄太郎
  • 倉敷 悟
  • 佐々木 洋平
  • 野方 純
  • 前田 耕平
  • 山田 泰資
  • 山根 秀樹

(50音順)

お問い合わせ

大統一Debian勉強会に関するお問い合わせは、grand-meeting _at_ debian.or.jp までメールにてご連絡ください。

2019/05/05 20:02 リンク


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